トンネルのHitboxerブログ

ヒットボックスコントローラについて

DellのモニタースタンドをVESA規格に改造した話

DellのモニタースタンドをVESA規格に改造する方法

 

Dellのモニターの調子が思わしくない

おそらく、バックライトが故障しました

 

縦置きにできるスタンドが便利だったので流用したい

これを流用したい。

改造して他のモニターを設置できるようにVESA規格に合わせる

VESA規格はモニターを設置するねじ穴を統一してくれた規格のことです。

 

これに対応させることで、同じような大きさのモニターなら大抵取り付けることができます。

 

今回は標準サイズである

100mm×100mmのM4ねじ

でねじ穴をあけていきます

1、プレートを取り外す

プラスドライバーで中央付近の4つのネジを外します

2、型紙を作る

 VESA規格のネジは100×100mmということで、工作用紙を用意しました。

 

 ちょうどプレートのプラスチック部分は120×120mmほどだったので便利です。

 

 あとで穴をあける位置に印をつけておきます。

 穴はこのプレートに板を固定するためのもの4つと、VESA規格に対応した100mm四方のもの4つの計8つとなります。

3、材料(ベニヤ板)の用意

ちょうど良い端材があったので使います。

厚さは15mmほどで頑丈そうです。

4、ベニヤ板の加工

 というわけで型紙通りに切り出して穴をあけました。ヒトボづくりで磨いた穴開けスキルが日の目を見る。

 

 よく見ると元のプレートの黒いプラスチックの角にも穴をあけています。ここにVESA規格のネジを通します。

 

 穴の径(大きさ)はプレートと板を固定するもの(ちょっと内側にあるやつ)が3mm、VESA規格のネジを通す四隅の穴が4mmとなっていました。

 

 また、プレートと板を固定するねじは出っ張ってはいけないため、皿ネジが埋まるように穴を広げておきます。

 

 またプレート金属部分の微妙なでっぱりが埋まるようにベニヤ板をちょっと掘ります。

 これでベニヤ板の加工は終了です。

5、ねじの用意

 左がプレートと板を固定するためのネジです。出っ張ってはいけないため皿ネジです。

 右がVESA規格に対応したモニターを固定するためのネジです。

 

 長さは板の厚さを考慮して選びました。

 

 これでプレートと板を固定するとこうなります

6、モニタースタンドに固定

まずはもとからあったプレートをスタンドに戻します

 

次にベニヤ板を固定します

 

裏からVESA規格のネジを通します

 

準備完了

7、モニター取り付け

 

横縦ともにOK

 

誤算があったとすれば元のモニターよりずっと重かったので、かならず下に降りてしまうことですが、些細なことです

8、改造完了

 使用する分には何の問題もありません。いいかんじです。

 

 誰かの参考になれば幸いです 以上です