トンネルのHitboxerブログ

ヒットボックスコントローラについて

【ヒットボックス】 ボタン配置の天板デザインの話 手描き編

ボタン配置のデザイン

 

 自作ヒットボックスの醍醐味の一つ、それは、

 

「ボタンの配置を自由にできること」です。

 

 ネットで検索すれば、様々なアケコンやヒットボックスの天板デザインがダウンロードできますが(グーグルで、「アケコン テンプレート」 などと入れると、情報が出てきます)。

 でも、せっかく自作するのだから自分のオリジナルを追求したいという方もいますよね。

 自分の手に合わせてボタンの場所を決めていくのは、製作中の大きなわくわくポイントです。

 私も親指Vトリガーボタンを作るなど、ボタン配置の自由度の高さを楽しんでいます。

 

 今回は、そんなボタン配置のデザインの仕方について第一弾です。

 

 

手で書く

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 もっともアナログで堅実な方法は、コンパスを使って手描きすることです。

 

 コピー用紙でも裏紙でも何でもいいのですが、自分の手に合わせてコンパスで円を描いていくだけです。自分の手を紙にあてて、そこからボタンの中心を決めていく。そのあとでコンパスで円を描く。ただそれだけです。

 

 

 

 ここでちょっとした情報です。三和電子の30Φボタンはあくまで穴の大きさが30ミリメートルです。実際のボタンの大きさは、枠を含めて33~36ミリメートルになっています。

 同じように24Φボタンも実際には27~30ミリメートルです。

 傾向としては、はめ込み式よりねじ式のほうが大きいです。

 

  詳しくは三和電子さんのホームページからカタログをご覧ください。製品情報から、製品カタログ閲覧で見ることができます。

アミューズメントマシンパーツ製造 三和電子株式会社 

 

すでに知っている方には申し訳ないです。

 

 

 話を戻して、手描きのいいところと悪いところを紹介します。

 

 

 手描きのいいところは、とにかくわかりやすいところです。実際に自分の手に合わせて作業することで、イメージも浮かびやすいのがいいところです。

 また、「自分作業してるなぁ」という実感もわいてきます。

 あとは、場合によっては、素材に直接描くことができるのもいい点です。実際にやるとなると勇気が必要ですが、素材に紙を重ねたときのずれや、思っていたよりも素材が小さいなどにも対応できます。

 

 

 反対に悪いところは、作業量が多くなりやすいというところです。コンパスで最低12個の円を描くのは、はっきり言って面倒です。また、コンパスの中心を指に合わせて決めても、実際に円を描くと円がかぶってしまうことがあります。

 手描きなので、精度も低くなってしまうことが考えられます。

 また、円をずらすのが大変だということです。「やべ、1ミリかぶっちゃった」とか「枠からはみ出しちゃうな」みたいなときに、円を消して、また描き直して、とやるのは骨が折れます。

 あと、大量に作ることも難しいです。試作品をいっぱい作るのにも向いていません。

 

 

 

 まとめると、「天板の大きさに余裕があって、かつボタンの配置も余裕がある、そしてデザインもほぼ決まっている」という場合は手描きでもOKです!

 

  

  しかしながら、さきほどの悪いところを解消するために、私はパソコンを使ってデザインしています。それについては、第二弾をお読みください。

 

追記 2020 3/8   第二弾 投稿しました

 

tunnel-the-hitboxer.hatenablog.com

 

以上です。