【ヒットボックス】 USBケーブルの外付け改造の話
今回の目次
乗っ取りヒットボクサーの夢
概要
Myヒットボックスの、ゲーム機につながるUSBケーブルを、取り外しできるように改造しました。
きっかけ
過去記事、「Myヒットボックスの紹介」でも書きましたが、私のヒットボックスはゲームパッドの基盤を乗っ取ってあります。
今現在、ヒットボックスづくりに使う基盤は、主に二つの方法で手に入ります。
この二つ、特にゲームパッドとBrookのUFBには様々な違いがあります。ゲームパッドといってもその種類は多いのですが、確実に違うところが一つあります。それは、
BrookのUFBは、USBケーブルが取り外せること
です。
ほかのアケコン、例えばMadCatz社製のTE2とかもそうなっています。
これはいいことづくめです。かさばらなくなるし、見た目もカッコよくなります。
一方で、私のヒットボックスのUSBケーブルの出口は、こうなっていました。
ふたを外すと、、
はっきり言ってかっこ悪いです。
また、持ち運ぶときに、ケーブルが中の基盤を引っ張ったりして、故障の危険性もありました。今回はこれを解消すべく、ケーブルの外付け改造を行いました。
改造の様子
WARNING 警告
今回の改造は失敗が許されません。ケーブルを一度完全に切断するからです。
もしも自分もという方がいるならば、それなりに「覚悟」してきてください。
材料
今回、改造に使ったものはこちら、プラ板とコネクタです。
上の二つは、「MICコネクタ」というものです。
USBケーブルには導線が五種類入っていますので、選ぶときは5極以上のものを選びましょう。私は念のため6極のものにしました。
2枚のプラ板で挟むようにして箱に取り付けるように計画していました。だから、穴をあけると下のようになります。
ケーブルの切断とはんだ付け
ケーブルの表面のゴムをニッパーで外すとこうなります。
切る部分は、基盤側から余裕を持ったところにしておいたほうが、失敗した時のリスクを軽減できます。
あと、何か途中で太くなってる部分がありますが、そこと基盤の間で切断するのはやめておいたほうがいいと思います。
この銀色の細い線の集まりは「シールド線」というものです。その名の通り、中の導線にノイズが出ることを防いでくれます。
これをかき分けて、そのあとのアルミ箔もはがすと
ようやく2本の電源線と2本の信号線に行き当たります。
これらに、さっきのシールド線を加えた計5本を、切断します。
シールド線はより合わせておきました。
この瞬間、ヒットボックスは一度死にます。もう後戻りはできません。
次は、例のコネクタにはんだ付けです。
同じ線同士が接続されるように気を付けてはんだ付けしてください。私が使ったMICコネクタでは、端子に番号が振ってありました。
シールド線はかなり太いので、後回しにしてはんだ付けしたほうがいいと思いました。
はんだ付けができたらとりあえずパソコンに接続して動作確認です。
動作確認ができたらその接続状態のままホットボンドで固めました。少しぐらい半田の強度が悪くてもホットボンドで接着してしまえば大丈夫です。
取付
小さいボルトとナットで取り付けました。
完成です。
内側
外側
差し込んでみると
なかなかスタイリッシュになりました。前までと比べるとえらい違いだなぁ。
PS4でも問題なく使えたので一安心です。
まとめ
やってることはとにかく単純です。切ってくっつけただけ。ある意味失敗する要素はありません。ただとても勇気がいる作業だったのでお勧めはしません。
誰かの参考になればと思った次第です。
以上です。